クロスステッチで刺繍をやるようになって、急に活躍の場が増えたとある道具が我が家にはあります。それは、裁縫の道具として購入したものではありませんでした。

そのとある道具、というのがこちら。
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これは、クロバーが出している商品で「プラントハンガー クランプ」という道具です。

マクラメでプラントハンガーを編むときに、どこかに引っ掛けて軽く引っ張る必要があるんですが、これを使えば机の高さで固定して編むことができるという便利商品。そんなに大量に編むわけではありませんが、これがあれば楽な姿勢でプラントハンガーが作れるのでとても重宝しています。

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このように固定します。これと刺繍がどう関係あるのかというと、刺繍糸を購入した時に整理するときにとても活躍します。

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必要な長さに切りそろえた刺繍糸をひっかけて…

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このように三つ編みにしてまとめておきます。

さて、ここまでご覧の読者の方の中には和裁に詳しい方もいらっしゃるかもしれませんね。実はこの「プラントハンガークランプ」ですが、和裁道具の1つ「机上くけ台」というものと完全に同じものです。

そしてクロバーさん、くけ台としても普通に商品を売っています。見比べるとすこーし作りの質が違う気がしますが、まぁほぼほぼ同一のものですよね。私は和裁は全く詳しくないので机上くけ台のことは知らなかったのですが、先日、手芸屋さんで色々見て回っている時に偶然発見して「こんな道具が元からあったんだ!」と驚愕した次第です。

ありがたいなーと思ったのは、プラントハンガー用に、と用途を明記してくれたおかげでこういう道具と巡り合う機会があったことです。名前を知らないと欲しいものがあってもたどり着けません。

机上くけ台自体の正しい使い方は和裁をやったことがないので全く分かりませんが、実際は対になるもう1種類のくけ台と組み合わせて使うそうですね。その場合も引っ張って使うようなので、概ね使い方としては同じになります。ひっかけて引っ張る、という動作は意外と使いますね。お求めの際は「机上くけ台」で検索してみてください!