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2024年08月

つけペンの万年筆「hocoro」

じつは、ずーーっと気になっているものがありました。
どうしても欲しい!というわけでないのですが、どういう感じなんだろう……という興味で。

書く習慣と同時に私の生活に入り込んできた「万年筆」
さすがにそろそろ、書き味の違いなんかが分かってきたような……という具合なのですが、ちょっと変わったペン先を持つ万年筆というのがいくつか存在していて、そんな変わり種にまで毎回手を出していたらきりがない……という感じなのですが。
SAILORの商品の中にこんなものがありまして。


SAILORは「ちょっと変わったペン先」を繰り出して来るメーカーとして有名なのです(長刀研ぎとか……)
ペン先が万年筆の形状になっているつけペンのシリーズを販売されているのですが、その中に「筆文字」という選択肢があります。

SAILORは前から筆文字仕様の万年筆も売っているのですが、これが使いこなせるかどうかも分からないのに本体ごと筆文字万年筆を買うのはちょっと勇気がいる……と思って自制していたものでした。











それがまぁ……ペン先が自由に取り換えられるとなりますと、最悪筆文字が駄目でも普通のペン先を買い直せばいいや、となるわけです。しかもつけペンなので、今まで使用を諦めていたラメ入りインクも使えるようになってしまいます。

じゃぁ、一旦筆文字でhocoro買ってみるか、ラメインクと一緒に!!とかなっちゃいますよね。なっちゃいました、はい。

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ペン先をUPにするとこんな感じ。ぐっと曲がっていて、筆記角度によって字幅が変わります。

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普通はこのように真っすぐなっています。

正直に言います。めっちゃ買ってよかったです……!
結局、最悪の事態としてペン先を買い替えることにはならず、筆文字万年筆の面白さを楽しみなが文字を書かせてもらっています。使いこなせれば本当に筆のように途中で太さを変えたりできるようになるのかな……?と思ったりしつつ。何より、朝少しだけ改まった文章を書く時に、その時の気分でインクを選ぶことができるのが楽しいですね。ガラスペンよりも扱いに慣れているので緊張しなくて済むのも助かります。

万年筆ペン先のつけペン、ということでは、こちらの商品も同じです。なんならデザイン的にはPilotのこちらの方がかっこよくて所持したくな感じではあるのですが、つけペンに注目したのがそもそも「筆文字を試したい」という目的でした。ついうっかり目的を忘れてPilotに吸い寄せられそうになってしまいましたが、無事hocoroを買うことができました。

やっぱりPilotさんは普通にデザインが全体的にスタイリッシュでカッコいいんですよね。
男女問わず、手にすることが出来てオシャレカッコイイので、いつも購入の検討をするときに候補として参入してくるので迷ってしまいます。
 

「イルミネーションすいぞくえん」に行ってきました!

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夏休み企画、いいですね!
主に子どもさんのいるファミリーをターゲットにしているのだろうとは思いながら、涼しそうなお魚が見られる水族園のイベントはやっぱり魅力的です。

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混雑を避けるため、朝の早い時間帯にお邪魔しましたが既にそこそこ人が入っていました。
場所的にもついでに色々と用事ができるのもあって、立ち寄りやすくていいですよね。
前年よりもお魚の種類が増えているとのこと。小さい水槽がたくさんある展示で派手さはありませんが
丁寧にエリアごとの雰囲気が作りこまれており、スタンプラリーやふれあいのようなお楽しみ要素もありとても楽しかったです。

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個人的にはしっかりした体格の大きなタツノオトシゴが見られたのがすごくよかったです!
あと手が濡れてしまうため撮影はできなかったのですが、カブトガニやヒトデ、サメに触ることができるエリアがあり、
それぞれ触れ合わせてもらいました!
サメはさすがに少しドキドキでしたが、いざ触ってみればサメの方は「うーーん、仕方ないな……」という感じでちょっと我慢してくれている感じがとても可愛かったです。



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その日の日記はこんな感じ。
このイベント会場ではスタンプを押す用の台紙が販売されていましたが、私は持ってきた手帳につけてあった付箋を活用してスタンプを頂いてきました。
こうやって日記に紛れ込ませておけばまた見返せるし絵的にも楽しくなってとてもお気に入りです。



この記事でご紹介していますが、持ち歩き用の手帳やメモ帳に75*75の付箋、ぜひくっつけて持ち歩いてください。
めっちゃくちゃ便利です!

ちゃんと使えて可愛い付箋についても語っていく

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さて、せっかくスリーエムの付箋の話を取り上げたので、付箋にまみれている私からスリーエム以外の商品についてもご紹介させていただければと思います。

ひとつはこれ。ビバリーから発売されている「まるみの」シリーズ。
ふんわりとしたカラーセットの付箋で角が丸くなっており柔らかい雰囲気なのが魅力です。
限定カラーがあったりサイズ展開も豊富だったりで使い勝手がいいのですが、私が愛用しているのはこれ。



唯一無二のサイズ感です。この画像では良く分からないかもしれませんが、手帳のカレンダー1日分くらいの四角の大きさで、未確定の予定をとりあえず書いておいて手帳に貼っておくような使い方をしています。たくさん貼っても邪魔にならないので、色々考え事をするときにマインドマップとして使うのも便利です。

さすがに百均のものと違い、すぐに剥がれてしまうということもありません。スリーエムのものと比べるとやはり少し頼りないところは否めませんが、手帳やノートに貼って閉じて保管しておくような使い方であれば、剥がれ落ちて行方不明になるということはさすがに起きていません。


また、ロール付箋という選択肢もあります。
これは圧倒的にデザイン重視なものとはなりますが、その分、可愛く便利でロール状になっている都合上、当然のように全面接着なので貼り付けると簡単には剥がれてこなくて使いやすいのが魅力です。



私は手紙舎のロール付箋を愛用しています。一つ目の付くところにあるとテンションが上がるというのが使用している理由です。柄ごとに1枚の大きさが決まっているのでミシン目が付いていて簡単に1つの柄ごとに切り離して使うことができるのも便利です。
前橋の商店街にも手紙舎の店舗があるので、行けそうな距離にお住まいの方は実物を見てみるのが良いと思います。

しかし機能性や利便性を重視するのであればこういうのもあります。

テープ状になった付箋です。これは柄がないのでテープカッターに入っており好きな大きさで自分でカットして使うことができます。当然詰め替え用が売られているので使い切っても繰り返し利用可能です。
メモ用紙でありがちな「沢山書きたいのに紙が小さい」「少しメモりたいだけなのに大きすぎて邪魔」などの問題を解決してくれます。

だけど……
安くて可愛い付箋とか、メモ用紙とかいっぱいあるからそれを付箋として使いたいな、という気持ちだってもちろんゼロではないですよね。


奥の手がございます。ちょっぴり紹介したことがありますが付箋のりです。


可愛いけど機能的に弱かった付箋の糊を強化することができます。
また「ふせんが作れる!」と書いてある通りなのですが、ただの紙を付箋として何度も貼ったり剥がしたりができるようにする糊を付けることができる商品なので正直、ただお気に入りの紙さえあれば好きな付箋が作れるようになってしまうのです。

この糊を引くという手間は発生してしまいますが、こちらの我儘に応えてくれる商品ですので是非覚えておいていただければと思います。

たとえばこんな可愛いメモキューブ。
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マルモ印刷から販売されている、まるものシリーズのメモキューブは複数のサイズのメモが合体しておりインテリアとしても可愛い商品です。私は「積木」を持っています。



可愛いデザインのものが色々あって、メモとしてだけでなく手帳や日記を書く時にデコレーションとして使う人もいるようです。最近はこれらの商品がブームなだけあって、紙物のアイテムの使い方が皆さんとてもお上手でびっくりします。私も少しマネさせてもらおうかなと思っている次第です!

そんなわけで最終的には、トンボ鉛筆さんのピットタックさえあればこの世の紙ものは全て付箋にできるということになるわけなのですが……。
どこに、どういう用途で、どんな風に使いたいか……欲しいサイズや色、かけることができる手間など、最適な答えはそれぞれ違うと思います。素敵な紙物との出会いを楽しんで下さい。

スリーエムの地味な付箋について派手に語っていく

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手書きの習慣で身の回りが色々と変化すると同時に、急激に身近になったアイテムのひとつが付箋です。





付箋と言えば「スリーエム」

例えその会社名に覚えがなくとも「ポストイット」といえばまず脳裏に浮かぶのはこの商品ではないでしょうか。私も愛用しています。でも、この商品に対する認識って正直あまりよくありませんでした。

理由は……
何か仕事っぽいし、可愛くないし、地味だし、テンション上がらないし。
というまぁ、なんともしょうもない理由ではありましたが何となく手が出ない、という。

だから、付箋が欲しいなと思った時は、ダイソーなどの百均で手に入る可愛いデザインのものを買ってみたりAmazonで安くて凝ったデザインのものを買ってみたりしました。そして金額が安いからまぁ許せるとはいえ、ことごとく失敗してきました。

その失敗の果てに、一度定番商品というものを使ってみようと思いスリーエムの付箋に手を出したのですが、これが王者かと思い知らされるに至ったわけなのです。

スリーエムが販売している付箋の始まりは、接着剤を作っていた時に配合を失敗して弱い接着剤になってしまったのがきっかけだったそうです。だからこそ、なのでしょう。接着具合が絶妙なのです。上手い具合にちょうどくっついて、でも剥がすつもりになれば剥がせて、かつ何度も付けられるという配合を拘って製作しているのでしょう。この接着具合を再現できている付箋は「ない」と断言してしまっても過言ではないほどです。

すぐ剥がれて一生接着できない。
糊のついていないところが反り上がっていく。
逆に糊が強すぎて1枚剥がすときに破れる。
などなど。

もしかしたら湿気の影響が、とか色々あるかもしれません。でも、付箋程度のものをそんなご丁寧に収納していられませんから、適切な環境に制限があるとするならそれはそれで使いにくいです。
そして同じ環境に放置していても、スリーエムなら全く影響なく使うことができるのです。圧倒的王者の風格……弱点があるとするならデザインがシンプル過ぎることくらいでしょう。

とはいえ、実際に使い始めてみれば、紙面いっぱいに文字を書くだけなら少し色がついているくらいで十分なのです。

そして、改めて調べてみるとスリーエムの付箋にも意外とバリエーションがあることが分かりました。


ちょっとかわいくカットされているもの。


剥がれやすい箇所にもガッチリ貼り付く「取れなくはない」くらいの概念の全面強粘着付箋。








手帳の裏表紙に貼っていつでも使えるようにしたもの。サイズ展開有。



最近はやりのパステルカラーなペンが使える黒い付箋入りのカラーセット。


デスク周りの定位置で使いたい人にぴったりの専用ディスペンサー。もちろん詰め替え可能。

こんなに色々な商品が出ているとは……。
便利に付箋を使いたい、という思いには全力で応えてくれるメーカーなのではないでしょうか。
歴史のある商品なのですぐに入手困難になるという心配もありません。
付箋、使うこともあるな……という場合は、一度買ってみて損はないと思いますよ!

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