新しいことを始めるときにセットで役に立つカルトナージュ
久しぶりにカルトナージュをやりました。
前にも少し話題に出していますが、カルトナージュというのは厚紙を切ってボンドで貼り付け組み立てて、布や紙を貼ることで装飾を施す、思った通りのサイズで箱を作る技術のことです。
この技術を身につけたのは刺繍を始めたのがきっかけでした。刺繍作品、布、などがカルトナージュと親和性が高かったため出来上がった刺繍作品や余っている布の使い道を探しているうちに知ることとなりました。そして刺繍に関して、収納に悩んでいる時に、よし、丁度いい大きさの箱がないならこれで作ってみよう!となったわけなのです。
最近新しい趣味として登場した万年筆……そのインクを入れている小さいボトルが、全然安定感がなくてすぐ倒れてしまうのが悩みでした。軽いボトルで、落ちることそのものは大した問題ではないのですが、少し触れるだけで倒れてしまうし隣のボトルに当たって全部落下、なんてことも……。倒れないようにボトルが置いてあるちょっとした棚に置ける小さな収納ケースにでも入れられたらな、と。
でもないんです、そうそうそんな「都合の良い丁度いい大きさの収納ケース」なんてものは。と、いうわけで作りました。直径2センチちょっとの小さなボトルが4本入れられるお手製収納箱。
計算が苦手な私は、設計の段階が一番不安です。作ったのはいいものの、微妙に入らないじゃん……となった時の精神的なショックを考えると本当に怖いです。
今回は無事失敗することなく作成することができました。少しゆとりを持たせたので、多少サイズの違うものが手に入っても大丈夫。すぐに倒れてしまっていたボトルも、高さ2センチの仕切りに囲まれていれば揺れても倒れてしまうことはなくなりました。