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ブックマンズアカデミーで万年筆を入手しました!

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歩いていくには少し遠目の距離にある「ブックマンズアカデミー」
散歩、というかほぼ訓練のために足を運ぶことが度々あります。

私が最初にお世話になった「FONTE」という万年筆を置くようになってくれたのが非常に嬉しいのですが、先日足を運んだ時に新しく万年筆を置いていたのでめちゃくちゃテンション上がって購入してきてしまいました。

FONTEはもう購入したあとに入荷されていたので、ブックマンズアカデミーで購入するのはこれが初めてです。ぜひ!ぜひ今後も色々仕入れて頂きたい!そんな思いです。

今回入手したのはこれ。
極細字の406、シュナイダーの万年筆です。
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…と、一緒に購入したテープノリのオシャレデザインバージョン。
こちらも最近めちゃくちゃ愛用してます。
テープノリって便利ですね……素早くノリが引けて、正確だし付きすぎて周りが汚れることもありません。

実は、近々販売されるもので入荷するのではないかと狙っているものがあるので、そちらももし手に入ったらまた記事にさせて頂こうと思っています。

各種沼にご注意

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字を書くには、黒がいいのはもちろんなのですが……各社趣向を凝らしたインクが大量に提供されておりより取り見取りの状況。そこでストイックに黒しか使わない、ということができるでしょうか。無理です。

しかし気を付けなければなりません。毎日A5のルーズリーフ2,3枚ににびっしりと文字を書くくらいの習慣では1ml程度のインクを使い切るのに1週間ほどかかっているのです。60mlのボトルを使い切るのはいつになるでしょうか。

いやいや……そんな難しい計算をするのはやめましょう。少なからずインクは蒸発もしますし!

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とりあえず、見て下さい。この美しい色を!
これはプラチナ万年筆が発売しているクラシックインク「シトラスブラック」です。

鉄分を含んだインクで、酸素に触れることで鉄が酸化し、黒くなることで書いてからしばらくすると色が段階的に変わっていくのが特徴です。私が買ったのは「シトラス」ということでベースはイエローです。時間が経つにつれて、濃い黄土色に変わっていくのが特徴で、もっとも色のグラデーションが分かりやすかったため、この子にしました……!視認性はよくありませんが、時間と共に色づいてくるので後々まで残す文章を書くなら、改めて見返す時には濃くなっています。

もともと、プラチナ万年筆が出しているインクのボトルが可愛くて気に入ったのと、偶然安くなっているのを見かけたのがきっかけで、黒とシトラスブラックの2つを一気に購入していたのですが……青と、赤くらいは、あってもいいよね……?と自分に言い聞かせてあと2色だけ買いました。

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最初に万年筆でお世話になったFONTEのボトルインク「カイヤナイト」
それから大人気シリーズ、Pilotのiroshizuku<色彩雫>から「冬柿」をチョイスしました。
それぞれこんな感じで試し書きをしてみたり。


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さすが大人気シリーズ。冬柿は見やすくて鮮やかな朱色でとても気持ちがいいです。紙はマルマンのものでいい紙なので、どのインクもそれなりに本領を発揮してくれていると思っていいと思います。

というのも、私は最初に買ったのが2つともプラチナのものだったので、それが基準になっているのですが、どうやらプラチナのインクは少々粘り気が強いようで、その分滲んだり、裏抜けしたりすることが少ないようなのです。(乾きにくいというデメリットもあると思います)

そのため、特にFONTEのインクを使った時に、なんてサラサラのインク!!と驚きました。ペン先が太い万年筆にそのインクを使うとじゃぶじゃぶにインクが出てしまって、かなり裏抜け耐性のある紙じゃないと両面筆記には耐えられないという状況だったのです。

そこで私は悟りました。これが巷に聞く沼というやつだ……と。

気に入った万年筆を買います。
素敵な色のインクを買います。
どの万年筆にどのインクを入れるかはまず悩むところです。
ペン先の太さ、メーカーごとの癖にあわせてインクの粘度次第で書き心地が結構変わります。
併せてみたときの「これは最適解なのか?」という疑問。
そして、同じ組み合わせであってもマルマンに書いた時、トモエリバーに書いた時、ツバメノートに書いた時では書き心地が全然変わりますし、裏抜けする、しないも変わってきます。
その状態の万年筆が好きであるなら、その子が一番いいパフォーマンスで書ける紙はどれなのか……。
書き捨てていくメモならいざ知らず、大事に書き溜めていくものであるなら、紙にだって拘りたいものです。

そうして、万年筆にぴったり!と書かれていたりする紙を買ってみてしまうのはもちろん、コクヨ、マルマンや、よく文具店で売っているノーブルノートやライフノートなんかはどうなんだろうと思ったり……つい旅に出て、そして沼にハマっていくわけなんだなぁと思っております。

もちろん楽しくハマっているのでいいのですが、程ほどにしないとなーと思ってはおります!


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各メーカーのエントリーモデルで色々遊んでいるような状態です。重厚なデザインの万年筆もかっこいいですが、インクのカラーを楽しむには、やっぱり透明軸のこの感じが最高に美しくてずっと見ていたいと思ってしまいますね。

半面、プラチナ万年筆のプロシオンは何でもいけるような万能ですし、SAILORの四季織は明確に使い方が定まっていたりと、万年筆はそれぞれどういう風に使い分けるかかなり明確になります。書くこと自体を楽しみながら学んでいければいいなと思います。

ついに推しができました。

万年筆歴3か月。
まだまだ初心者もいいとこですが、万年筆福袋を購入したこともあり結構な本数を触る経験を得ました。

結果、ついに明確な推しが誕生いたしました!!
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はい。先月、新年あけたら使い始めることを宣言していた、こちらの万年筆。
プラチナ万年筆から発売されている「プロシオン ラスター」の細字。

私にとって、万年筆とボールペンの明らかな違いは「書き心地の良さ」です。個人的には好みど真ん中の書き味じゃないなーという万年筆であっても、万年筆ごとに「やりたいこと」が明確に分かる感じで「おお、いいね!」となるものばかりなんです。これがボールペンだとそうはいきません。いくら見た目が可愛くて好みでも書き心地が好きじゃなくて「これじゃないな……」となることが凄く多いんです。

その中でも、今回「2024年を共にする万年筆」と思って購入した、この星の名前を冠する万年筆は、がっちり私の心を掴みました。

何がどういいというのは非常に説明しにくいのですが、まずは重さ。24gほどで、特別重いわけでもありませんが持っている万年筆の中では2番目の重さです。ちなみに「重い」と言われるものだと30gを超えてくるようです。

筆圧が強い人間なので、その影響なのか軽い万年筆だとどうしても筆圧を強くかけてしまいがちです。25グラム程度の重さがあることで、ほどよく筆圧を万年筆の自重に任せておけばいいと安心して筆記できているのがありそうです。

また、ベストなコンディションを発揮してほしかったのもあり、プラチナ万年筆の純正インクを使っているのもあります。もともと瓶が好きで万年筆を買う前からインクを持っていたのが正確なところですが。
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このインクです。

これは後から知ったことなのですが、プラチナ万年筆のインクは少し粘度が高いようでプラチナ万年筆の万年筆に使う分にはベストコンディションなのですが、中には粘り気に上手く順応できず筆記に支障が出るパターンもありました。

これが万年筆とインクの相性と言われるやつか……と思い知った次第です。試しに他のメーカーのインクにしたら調子よく書けるようになりました。そういう意味ではいくつか万年筆を持つならインクも複数のメーカーで持っておくのがよさそうです。

最後に、今年みっちり使っていくことになる推しのプロシオンをUPでお見せしておこうと思います。
その前に……
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前の記事にも載せていますが、こちらは安価な万年筆2本。気軽に手に取ってライトに使い始められるのが魅力の日本製万年筆、PilotのカクノとSAILORのハイエースネオです。ペン先がにっこり笑っていたり、ハート穴が本当にハートの形をしていたりと各社茶目っ気を見せているシリーズです。

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白い子は、Amazonでとんでもなくお安い価格(半額以下!)で売られていたSAILORの「四季織」というシリーズ。なんとペン先が金製でいわゆる「金ペン」と呼ばれるもの。真っ白な「垂雪」の極細字しか選択の余地がありませんでしたが、迷った末にお迎えしてしまいました。美し過ぎます。ペン先も綺麗な刻印がなされておりばっちり高級感が演出されています。

対して、ご覧になって下さい。推しと言っても喜んでもいなさそうな、プロシオンのスンとしたデザインを……!プラチナ万年筆のロゴである「P」がぽつっと記されているだけでそれ以上でもそれ以下でもありません。感情がないのかい?!と言いたくなるようなシンプル過ぎるデザイン、その異質さが逆に好きになるやつです。

この子たちと一緒に、今年は色んなワークに取り組んでいきます……!

今年は筆記具福袋買いました!

皆さん、新年のお楽しみのひとつである「福袋」は購入されますか?
私は毎年1万円分の福袋を購入するというイベントをやっており、毎年何の福袋を買うか色々と吟味するのですが、今年はこの流れですから迷わず万年筆入り福袋を選択致しました……!

正確にはシャープペンシル、ボールペン、万年筆を複数あわせてセットになっているものです。12月の頭に予約注文したものですが、すぐに売り切れになっていたので人気商品なのだと思います。

届いたのがこちら!
カランダッシュの袋

カランダッシュの袋に入っていました。
目玉商品は別にありましたが、カランダッシュのクリスマス限定デザインのボールペンが入っていました。

コンクリンの万年筆

左にチラ見えしているのが中身の一部ですが、メインの万年筆をご紹介。
アメリカのブランド「コンクリン」の万年筆「シンメトリック グラナイト」という商品です。マーブル調のレジンを削りだして作られたボディがとても美しいです。モノクロームなので、このデザインでも派手過ぎず使いやすい雰囲気です。

今、都合により朱色のインクを入れて運用しているのですが、やはりこの見た目なので、ゆくゆくは黒を使いたいですね……!福袋は自分で手をつけないようなものがランダムで手に入るのがとてもいいです。新しい境地を開拓できる感じもありますし、そのランダム性から自分のところを選んで来てくれたというような印象もあるので好みドストライクといかなくても愛着がわいてしまいます。

「書く」ワークが圧倒的に増えていて充実した手書きライフが始まっています。大切に積み上げる1年になりそうです。
新年早々、大きな出来事が続いて大変な年になりそうな気配がしますが、気を付けてやっていきましょう……!

Merry Christmas and Happy New Year!!

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まさにタイトルの通り。これが今年最後の記事になりますね。皆様、楽しいクリスマスを過ごされたでしょうか。クリスマスで盛大にパーティをしたり遊びに出かけたりといったことも早々無いのですが、やっぱり町がとびっきり張り切るこの季節はせっかくなので少しは雰囲気を浴びたいというのがあります。皆さんはどんなクリスマス気分を味わわれたんでしょうか??

我が家では毎年のことにはなるのですが、旦那が年末年始、クリスマスを境にとっても忙しくなってしまうので私は家でできるだけ美味しいものを作るのが仕事になったりします。去年はちょっぴりだけ手抜きをしていつも買ってきてもらっている骨付き肉についているタレを使った調理をしたら、やっぱりあんまり?というか、不味くはないのですがさすがに自分で味付けしたものの方が出来上がりがよかったので、今年からまた自力で頑張ってみることにしました。

この後は年越し蕎麦ですね。こちらも毎年旦那が鴨肉を買ってきてくれるので、鴨汁付け蕎麦にするのが定番になっています。鴨肉を焼いて、その油でおネギを焼いて……少し時間がかかりますが、こちらこそ付属のだし汁では全然味が違ってやっぱり作った方がいい!となったので、頑張ります。皆さん、忙しい時ほど美味しいものを食べて乗り切っていきましょう。

そうそう。11月から続けている万年筆生活、2か月休まずずっと続けています。やっぱり好きなことって続きますね。クリスマスに自分へのプレゼントを買ってみました。

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プラチナ万年筆の「プロシオン」
星の名前を冠した大手メーカーの万年筆です。実はちょっと前に手に入れていたのですが、使い始めるのは来年!と心に決めて封印しているものです。ブルーブラックのインクカートリッジが付属の商品なので初カートリッジ装着体験なんかも待ち受けているのですが、とにかく、年始……令和6年の1日目、一緒にスタートを切っていくことになります。うーん、めっちゃ楽しみです!!

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一緒に購入したシトラスブラックのインクなんかもあるんですが……これについてはまた機会があればお話しようかなと思います!

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